「フォロワーシップ」の研修が新しくできまして、公開講座のみならず、一社向けでもご提供しています。
それもあって、最近、盛んに(自分比)、「リーダーシップ」ではなく「フォロワーシップ」について勉強し、考えています。
ある本を読んでいたら(たくさん読んだので何に書いてあったか忘れてしまいました)、
「人は、リーダーシップがあるだのないだの、リーダーシップについて云々することは多いけれど、仮に、すんごい”リーダー”が出現したからといって、その人を”すんごいリーダー”として機能させているのは、圧倒的多数の”フォロワー”なのだよね。”フォロワー”がちゃんとしていなければ、せっかくの”リーダーシップ”も空回りする。だから、”リーダーをリーダーたらしめている”のは、”リーダー自身”ではなく、”フォロワー”で、その圧倒的多数の”フォロワーの働き”すなわち、”フォロワーシップ”はとても重要なんじゃないか」
なんてことが書いてありました。(自分が理解した状態で再現しているので、複数の書籍から考えたことをまとめた感じになっていると思います)
うん、そうだ、そうだ。
そういわれてみれば、そうだ。
リーダーの数より、圧倒的に多いのがフォロワーだ。
しかも、そのリーダーだって、誰かのフォロワーだ。
ってことは、フォロワーが何をどう考え、どう判断し、どう働いて、組織の目標達成に寄与するか、はとても大切なのですね。
リーダーがちゃんとしないから、
リーダーがしっかりしてくれないと、
リーダーが、リーダーが、という言説はいくらでも聞けるし、言えるけれど、
「じゃあ、あなたはどうなのか」ということな訳です。
誰かが何とかしてくれればいいのに、と思っていたら、それは、きっと何も変わらない。
自分だって何とかする側のひとりに回らないと。
そのためのフォロワーシップ。
フォロワーシップと言った場合、2つの柱があります。
「貢献する力」。そして、「提言する力」(批判力と一般には言われますが、必ずしも、批判とは限らないので、状況を客観的・ロジカルに・クリティカルに見たうえで、物事を提言していく力と表現しておきます)
はてさて、自分は、この2つの機能を発揮できているでしょうか?
そんなことを考えつつ、久々のブログ更新でした。
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「田中淳子の”大人の学び”支援隊!」(ITメディア オルタナティブ・ブログ)
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