2011年12月28日水曜日

【年末かあさん】2歳半甥っ子の日本語力強化

甥っ子(2歳半)が町田の実家に滞在しているので、昨晩から1泊で会ってきました。

「おばちゃん」「おばちゃん」と連呼され、「おばちゃん、なに?」としょっちゅう訊かれました。「何しているの?」という意味だそうです。

最初、「おばちゃん、なに?」と言われので、「人間」と答えていたら、妹に「変なこと教えないの!」と注意されました。

スンマセン。

だいぶ、日本語が上手になりまして、この時期の子どもって、ホントに面白いことをたくさん言いますね。

洗濯物を畳んでいたら、手伝う風情を示したので、「これ、たたんで」とタオルを差し出すと、やる前から「できない」と言うのです。

「やる前から”できない”なんて言っていたら、上司に叱られるよ。”君はやってみる前から、できない、と言ってしまうのか!”って。ちょっとやってみてから、”できない”って言ったほうがいいんじゃないの? どうなの? 上司に叱られるのってどうよ?」

と言うと、

「いいんじゃなーい」

と。うう、負けた。面白すぎる。返しが。

この「日本語のオモシロさ」は、3歳くらいまでがピークでしょうか?未体験ゾーンなので、これからますます楽しみです。

2011年12月24日土曜日

クリスマスと言えば。

クリスマスと言えば、日本だとXmas Eveである今日(12/24)がメインで、12/25はサブのような位置づけですね。

NTTDoCoMoの最近流れているCMが何とも言えず、おかしくて、ああ、そうだなあーと納得しました。「コイビト(?)とアポを取れたのが、12/26だった」という場合、優先順位は、こうなる、という話です。

1.12/24
2.12/25
3.12/23
4.12/22
5.12/26

12/26にアポが取れた場合、5番手だね、というわけ。

これは、今年のカレンダーを反映していて、とても上手な分析だなあと笑ってしまいました。

つまり、
一番大事な人とは、Xmas Eveである、12/24.次がXmas本番である12/25.そして、祝日であり、Xmas前だから12/23.さらに、3連休は逢えなくても、とにかく、Xmas前で休前日だからのんびりできる、という意味では12/22(木)。そして、最後の最後に、「まあ、ぎりぎりXmasの残り香もあるし」的に12/26.

12/26に彼女と約束が出来たというのは、嬉しいというより、かなり悲しいことなのでは?と面白おかしくCMでやっているんです。

ウマいなあ。

さて、以前、家族がカナダに住んでいたので、Xmas Seasonもカナダに長期滞在したことがありますが、その時、12/24まであちこちでセールをしていて、たくさんの買い物袋を提げて家路に急ぐ人々。

翌日12/25になると、街中がしーんとして、営業しているのは中華料理やさんと日本人あるいは日系人のお店だけ。観光客はどこ行ったらいいかわからない、と戸惑う。

そして、翌12/26は、Boxing Dayと言って、また街中で買い物が出来たり、あるいは、Boxing Dayまでお店はお休みだったり。

家族や親しい友人と静かに過ごすのが、カナダでのXmasでした。(欧米はたいていそうなんでしょうね。)

今日も明日もお天気そうだし、楽しく幸せな2日間になりますよう♪

2011年12月10日土曜日

誰にどんな「支援」を得ているか?

ソーシャル・サポート・ネットワークという言葉があります。色々な人間関係から得ている支援の網ですね。

4つあるそうです。

●道具的支援
●情緒的支援
●情報的支援
●評価的支援

ひとつずつ簡単に解説します。

●道具的支援:道具として助けてくれる。

たとえば、私は、「IT要介護認定⑤」ですが(笑)、PCを買ってもセットアップできません。そうすると、友人が自宅に駆けつけて、いろんな設定をしてくれるのですね。この場合、このトモは、「道具的支援」をしてくれる存在ということになります。

●情緒的支援:感情・情緒面で助けてくれえる。

何かツライことがあったとします。そんな時、ただ近くに寄り添って、話を聴いてくれる。あるいは、楽しいことがあった時、その楽しい話を共に聞き、喜んでくれる。そんな人がいたならば、情緒的支援を十分得られているわけです。

●情報的支援:情報を授けてくれる。

私が興味を持っている分野について、「こういう新刊本が出ているよ」「こんなニュースがあったよ」と教えてくれたりする。こういう人は、情報による支援を私にしてくれています。

●評価的支援:自分を評価・承認してくれる。

「頑張ってるねー」「さすが」などと褒めてくれたり、認めてくれたりする人がいたならば、その相手が評価的支援をしてくれている人です。

・・・そんなわけで、周囲の誰彼を頭の中に想い出し、「ああ、彼は、私に道具的支援と評価的支援をしてくれているなあ」とか「彼女は、情緒的支援をしてくれる相手だ」などと分類することができます。

案外、色々な人に多くの支援を得ているわけ、ですね。

一方、自分が誰にどんな支援をしているか、も考えてみる必要があります。

私は誰の「道具的支援」になっているだろうか? などと。

Give and Take、というくらいですから、「人に支援を受けたい」と思うだけではダメで、「他者に支援する」という態度と行動も必要なはず。

ところで、以前読んだ内田樹さんの本で、こんな一節がありました。

「あなたなしでは生きていけない、という相手をたくさん持っているほど、実は、サバイバル能力が高い」(本が手元にないので、ニュアンスで再現してます)

「ふつう、誰にも頼らずに生きていける、というほど、強いことはないように思っているけれど、実は逆なんだ。彼がいないと生きていけない、彼女に助けられて生きている、と思える相手がたくさんいるほど、生き延びることができる」

そんなことが書いてありました。

まさに、「ソーシャルサポートネットワーク」のことではないか、と思ったのでした。

「あなたなしでは生きていけない」と思う相手がいることは、決して甘えているわけでも、自立していないわけでもなく、生き延びる戦略として、正しいってことですね。