2015年8月末の土日、産業カウンセラー協会の「キャリア・コンサルタント試験」を受験しました。結果は10月初旬に書面で届くようです。自信あるようなないような、なんとも言えない気分で試験後は過ごしておりますが、いまさら思い悩んでも結果が変わるわけでもないので、次の目標(10月末の、人生二度目のハーフマラソン)に向けて、頭ではなく、今度は身体を鍛えることにエネルギーを集中させていきます。
さて、この試験を受けるにあたり、あまりに情報がなくて、ものすごく困りました。ネットで検索すると、「試験対策講座」をビジネスとしている方がたくさん出てきますが、お金かけられないという方も多いと思うのですよね。「誰か情報を残しておいてー」と心の中で叫んだものです。
私は、講座に通う、受験費用、書籍代でだいたい20万円かかりましたが(きちんと計算していないのでたぶん、です)、それ以上にまた何かの「対策講座」「対策教材」に手を出すことはできませんでした。試験問題そのものの公開などは禁止されているので、お伝えできませんが、どんな勉強をして試験に臨んだかという情報であれば問題ないので、このブログでレポートしていきたいと思います。
どうも国家で審議されていた「勤労青少年福祉法等の一部を改正する法律案」が2014年(平成27年)9月に成立したらしく、「キャリアコンサルタント」(中黒なし)が来年平成28年4月から国家資格となるようです。現在民間の複数団体が出している「キャリアコンサルティング」関連資格の合格者(2014年(平成28年)3月末までの合格者)は、何等かの手続きを経て、国家資格保持者になれるという話もあり、この夏から各団体の資格対策講座と試験に参加者が殺到している、という噂です。
といわけで、私が受験したものとは異なる試験ではあるでしょうが、これから受験する方にとって何か役立つ情報を提供できれば、ということと、私も落ちたらまた来年トライしなければならないので、簡単にすべきことが思い出せるように、ということで記録を残していきます。
※このエントリーは、「オルタナティブブログ」とのダブルポストです。「ひねもすゆるり。」のほうが詳しくなります。
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「キャリア・コンサルタント試験」の試験範囲と内容は、「キャリア・コンサルタント」講座のテキストの目次と同じです。
試験範囲と内容に合わせて、テキストが作られているから、そうなっているのだと思いますが。
【試験範囲】
<学科試験>
●キャリア・コンサルティングの社会的意義に対する理解
1.社会・経済的な動向とキャリア形成支援の必要性の認識
2.キャリア・コンサルティングの役割の理解
3.キャリア・コンサルティングを担う者の活動範囲と義務
●キャリア・コンサルティングを行うための基礎知識
●キャリア・コンサルティングの相談実施において必要なスキル
●キャリア・コンサルティングの包括的な推進、効果的実施に係る能力
1.キャリア形成、キャリア・コンサルティングに関する教育、普及活動
2.環境への働きかけの認識と実践
3.ネットワークの認識と実践
4.自己研鑽・スーパービジョン
5.キャリア形成支援者としての姿勢
<実技試験>
●キャリア・コンサルティングの相談実施において必要なスキル
1.カウンセリング・スキル
2.相談実施過程において必要なスキル
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こういう試験範囲に対して、どのような文献や情報を調べ、どんな学習したか、次回以降、まとめていきます。
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