2014年4月25日金曜日

誠Biz.IDでの連載終了>「人間関係に効く”サプリ”」。紙とWebの寄稿における違い。

誠Biz.IDで行っていた「人間関係に効く”サプリ”」という隔週連載、昨日、2014年4月24日の回を持って最終回です。

長い間ご愛読いただき、ありがとうございました。

”いい人”になれなくていい、”スキル”があればコミュニケーションはうまくいく

*Back Number






















(似た投稿をオルタナブログにも書いていますので、ここでは、異なる切り口で解説します)

紙媒体への寄稿を10年ほど担当してきました。スタートは「日経ITプロフェッショナル」。2012年6月創刊号から「コミュニケーション」をテーマに。そこから「日経SYSTEMS」「日経コンピュータ」。その他、季刊誌や単発の雑誌など。

ここ数年は、Web媒体での連載・寄稿が中心になりました。

紙とWebでは、様々なことが異なるので、非常に勉強になりました。

たとえば、

●紙:文字数がかなり厳密に決まっている
●Web: 文字数はかなり適当 (だいたい2000文字くらいで、などと決めて始めますが、回によって1900だったり2400だったり。紙で500文字も異なるなんてありえません)

●紙:連載頻度は完全に固定、締切も校了も厳密に決まっている
●Web: 「今週1回、Skipしましょうか」ということもありうる。執筆者の都合であったり、編集部の都合であったり

●紙:発行されてしばらくは目に留まるが、それ以降はほとんど読めなくなる
●Web:ネット上にある限り、何度でも読まれる(可能性がある)

●紙:連載の順番に意味を持たせる場合がある
●Web: どこから読まれるかわからないので、順不同でもOKという場合が多い

といったことが違いとして経験できました。

また、

●紙:たいていの場合、有料メディアなので、編集も厳密・厳格に行われる。2回ほどの著者校があり、編集者とも1回1回かなり真剣に議論する(体力がいる。時間もかかる)
●Web:たいていの場合、無料メディアでもあるため、紙ほどしつこく編集しない(手を抜くわけではないが、時間をかけず、スピード重視)

ということもあります。

紙もWebもどちらも「良さ」があると思います。


編集者はどのメディアでも真面目で真摯で一生懸命です。
多くの方に文章の書き方を教えていただきました。

この場を借りてお礼申し上げます。

なお、新連載は、6月ごろスタート予定です。しばらくは充電です。





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