2011年7月12日火曜日

にっぽん全国我慢大会2011

営業兼任となり、日中の外回りが増えてきました。

そして、初めて気づく、この暑さ! 耐え難き暑さ! 今年は節電が加わり尋常ではない暑さ。

今日は、アライアンス先をお尋ねし、情報交換をしてきたのですが、よく知った相手でもあるので(そして、先方もラフに違いないと予想したので)、思いっきりサンダル(女性用のですよ)をはいて堂々と出かけてしまいました。それでも、もう歩いているだけでめまいしそうなほどの暑さ。
街中を見ると、さすがに上着着用の男性は以前よりは減っていますが、やはり、いるいる、いるいる。あちこちにスーツ着用、ネクタイ着用。柱の陰で汗をぬぐい、ベンチでグロッキーな様子で一休み。

効率よく動く、体調よろしく機嫌も気分もよろしく動く、なんてことは大切にされず、ただただ、耐える、耐える。

就職活動中とおぼしき女性たち。白いシャツに黒の長そでスーツ上下。当然ストッキングに黒い靴。これまた、どよよ~んとした表情で、我慢我慢。

私たちは一体、何のためにこんなにまでして暑さと戦っているのでしょう?

暑いのだから、もっと楽な格好をしたらよいものを。

取引先だって、「上着もネクタイもしてこなくていいよ」と言ってあげればよいものを。

就職活動中の彼らにだれか、「暑いから、我慢せず無理せず、もうちょっと楽な格好したら?」と言ってあげたらよいのに。(第一、全員同じ服装で来られると、面接している側も誰が誰だかわからなくなることがあるものです。<新卒採用担当経験あり>)

スーツ着て、ネクタイ絞めて、暑い暑いといい、あちこちで一休みし、場合によっては体調崩し、熱中症で病院行ったり、いまひとつ力を発揮できない、とより一層残業したり。なぜか、そんな風に、非効率の方向に向かって全員で努力しているような。

かたや「節電」と言う
かたや「ちゃんとした格好をしてないと」とだれかに気遣う。

気遣う文化、他人と違うことしたくない文化、わかるけれど、何かおかしい。

地球にやさしいのも大事だけれど、自分にも優しく。思い切ってやっちゃおう。

そんなわけで、私はこの夏、もうスーツを着ない方針です。

2 件のコメント:

  1. 縦社会だからでしょうか。背広は会社での軍服みたいなもの。階級章まではつけないけれど、高価さでランクを示す。ポロシャツじゃできませんからね。若い人にかないっこない。人を見ないで服を見る。わかりやすくていいですけど。立場の弱い人は合わせるしかないですから、つらいですね。ヴィトンとかシャネルとかが高級感あふれるアロハでも出してくれると変わるかも知れませんね。

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  2. tacktabbycatさん:上司が残業していたら、部下も帰れない、という文化だとそうかもしれませんね。私は長く外資系だったので、あまりそういう感覚が育まれておらず(笑)、だから、人に合わせるのが苦手です(笑)

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