2011年7月2日土曜日

査読をお願いする資料にわざと「間違い」を埋め込んでおく、という方法

輪番休業の影響」というエントリーをアップした途端に「”木土休業”って書いてありますよ!」と誤字の指摘をTwitterでいただきました。(現在は”木金休業”に訂正済みです)

「あ、やっちゃった」と思ったものの、一方で「おお、読まれているのか、このブログ!」と嬉しくもなりました。

「誤字の指摘=読者がいたんだ」と認識した、というわけです。

それで思い出したのが、以前、後輩が言っていた「査読依頼の方法」。

私たちはテキストだとかテスト問題だとか、様々な文章を作ります。書いた本人が気づかないミスもあるので、同僚同士で原稿を回して、査読するんです。

ところが、ちゃんと見る人もいれば、ついついななめ読みする人もいて、誤字脱字を見落とすこともあります。

そこで後輩が考えた方法が、

「原稿の数か所にわざと”絶対に誰でも見つけられる”間違いを埋め込んでおく」

というもの。

”誰でも見つけられる間違い”は、ギャグみたいなのも含まれていて、絶対に違和感なくは読めないもの。原稿をちゃんとチェックしていたら、すぐ見つかるようなものらしいのです。

査読されて戻ってきた原稿を見て、その「明らかな間違い」すら気づかれていなければ、「あ、ちゃんと見てくれなかったな」とわかる、だから、査読を依頼し直す(その人に、または、別の人に)というのです。

いつもやっていたわけではないでしょうが、「そういう方法もあるよ」と自慢げに言ってました。

もう15年くらい前の話ではありますが、ちょっとのどかな思い出です。

2 件のコメント:

  1. マニュアルの手直しをする際などに、チェックは同僚とお互いにしていますが、
    ワードで数ページなので、そういった「埋め込み」はしないですね。
    でも、これぐらい作成側に余裕があるといいですね。

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  2. VEGA1192さん:実際には、彼もすべてにおいてこれをやっていたわけではなく、たまに遊び心で、だと思います。自分でも削除するの忘れて、製本されたら、大変なことになりますし(笑

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