4月から続いていた「OJTトレーナー」向けの研修が一段落しました。今年も多くのOJTトレーナーの方に出会いました。
「自分でいいんだろうか?後輩の指導なんてできるんだろうか?」と不安を抱えている先輩もいれば、この機会を最大限に生かして、自分も一緒に成長しちゃうぞ!」と明るくおっしゃる先輩もいる。
「自分がちゃんと育ててもらった記憶がないから、何をどうすればいいか、五里霧中な気持ち」と頭の中が「?」だらけになっている方も。
いずれにしても、やってみたら、案外楽しい、取り組んでいたら、案外達成感を覚えるのが「後輩指導」だと思います。
さて、そういうOJTトレーナーの方たちと話していて、こんな話が出ました。
「配属後2日で、お客様と会うチャンスがあったので、新入社員にも挨拶をさせてみた。特に事前に練習なんてしなかったけれど、案外、しっかりときれいに”名刺交換”ができていた」
「配属初日からじゃんじゃん電話を取らせている。今のところ、さしたる失敗もなく、言葉づかいもまあまあちゃんとしている」
・・・・この報告のあと、
「新人だってさー、させてみたら、案外ちゃんとできるもんだと思う」という言葉が続きました。
そうそう、そうだと思うのです。
「新入社員には、まだ早いかな?」
「新入社員だから、まだ無理かな?」
と先輩たちが、何かを任せるのに躊躇してしまう気持ちもわからなくはないのですが、「新入社員」といったって、もう20数年の人生を歩んできた、れっきとした大人です。
だから、「させてみたら、案外、ちゃんとやる」んです。
かえって任せる側の勇気の方がて問われるのかも知れません。
あれもこれも、させてみたらいいと思います。びっくりするほど短期間で成長するはずですから。
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