2011年3月18日金曜日

「当たり前」に感謝

2011年3月11日午後発生した東北関東大震災の被災者の方々、ご家族の皆様には、心からお見舞い申し上げます。また、お亡くなりになった方へ哀悼の意を表します。

行方不明の方が一刻も早く救出され、あるいは、避難所生活から日常に少しでも早く戻れますようにと祈るばかりです。

当日、名古屋であの地震の揺れを体験した身としても、その大きさに驚きましたが、東北で被災した方にはどれほどの恐怖だったことでしょう。家族は?自宅は?と不安に思いながら、ようやく13日(土)の夜に帰宅しました。幸い全員無事でした。

本日久々にオフィスに出社し、新宿でも隣のビルが揺れていたほどだったと聴きました。

多くの方が恐怖と不安を感じながら11日を過ごしたことでしょう。そして今も戦っていらっしゃることと思います。

映像を見ると胸がつぶれる思いがします。これが現実なのか、と。

東京は計画停電が、17時に始まるというNEWSが流れています。停電くらいなんてことはありません。互いに譲り合って、その電気で救助や復興に役立つのであれば、皆で少しの間、じっとしていればよいのです。

日ごろ、色々なことが「当たり前」過ぎて感謝することも忘れていました。

家族がいること。
たまに口うるさいと思う親がいること。
楽しくご飯食べたり遊んだりできる姉妹親戚がいること。
ケンカできる友がいること。
話を聴いてくれる友がいること。
住む家があること。
働く場所があること。
一緒に笑ったり怒ったりできる職場の仲間がいること。
時々は難しい注文もつけてくださるお客様がいらっしゃること。
蛇口をひねれば水が出ること。
スイッチ押せば電気が点くこと。
ボタン一つでお風呂が沸くこと。
毎日定刻に電車が走っていること。
どこへでも行こうと思えば行くことができること。
駅から家まで一人で歩いても怖くない程度の街灯があること。
お店に行けば、なんでも売っていること。
家にいても色々な情報が手に入ること。

・・・・

数え上げたらキリがない、これらの「当たり前」は、「当たり前」ではなかったのだと。

多くの方に支えられて実現している数々のこと。改めて感謝の気持ちが湧いてきます。昨日は、「お湯が沸いた、ありがとう」と思わずガス台に向かってつぶやいてしまいました。

多くの「当たり前」を支えてくださる方たちへ感謝。
そして、これからの生活に向けて祈りを捧げます。

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