2009年4月29日水曜日

旧ブログ記事:学問のススメ(2009年4月29日掲載)

母校・上智大学の「コミュニティ・カレッジ」に通っています。 「エクステンション・カレッジ」などとも呼ばれる、公開講座です。(多くの大学で開催しています。) 

上智大の場合、春季講座、秋季講座と、それぞれ10回から12回程度の授業回数になります。(だいたい、ですが、4月~7月、10月~1月)

通い始めたのが1999年なので、もう10年です。

いつもは週1回だけとっているのですが、今季は週2コマにしました。仕事が終わってから(私が受講している講座は18:45開始です)なので、結構大変です。でも、楽しく”通学”しています。

実はずーっと同じ教授に師事しています。同じ教授の講座(テーマは毎回異なります)のリピーター仲間が大勢いるので、出張などで欠席しても、誰かがノートを取っておいてくださったりして。

年齢も職業も住まい(関東外からの参加者も!)もまちまちで、仕事で決して接点が持てない異業種、異文化に触れられる機会でもあります。

時々、先生も交えて、「懇親会(=飲み会?)」を開いたり。授業が終わってからなので、長くて2時間、さくっと、です。

期の途中から参加できる場合もあるようですから、 「そんなの、あるんだ!」と興味を持ったら、色々な大学のサイトをのぞいてみてはいかがでしょう?

私も以前、早稲田大学で心理学の講座、日本女子大学ではアサーションの講座(これは単発)に行ってみたことがあります。

いずれもその道の専門家である先生の講義を受けられ、とても勉強になります。

それにしても、夜な夜な大学に集まる人の多いこと。皆さん、「学びたい」のだなあ、と思います。

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1999年に受講しようと思ったきっかけは忘れてしまったのですが、たしか、「このままじゃいけない」と思っていたような気がします。講師業は、OUTPUT中心で、INPUTをなんとかしなければ、と。しかも、ちゃんと、アカデミックな内容を。

それ以外に、「世界が狭い」ことへの危機感もありました。

大学に通ったからといって、世界がぐんと広がるわけではありませんが、たとえば、普段、自分が使っている用語(業界用語など)が通じない世界は、わが身を振り返るのに役立っているように思います。

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