2010年10月19日火曜日

旧ブログ記事:「お疲れさまです」再考(2010年10月19日掲載)

昨日、食事会があり、「お疲れさまです」が再び話題に上りました。

ある方がおっしゃるには、「IT業界」は特に「お疲れさまです」が多い、とのこと。他業界からIT業界に転身された時、強く感じたそうです。

たとえば、上司のところに書類を持って来る時、
「お疲れさまです。これを見ていただけますか?」
「お疲れさまです。こちらにサインを」などと。

「お疲れさまです」と「●●さん」は同義に見える、ともおっしゃっていました。

朝から何度も「お疲れさまです」メールにも「お疲れさまです」。は、本当に私もあまり好きではありません。(なので、私は使いませんが)

この方は、以前、とても多忙な経営者のもとで仕事をしていたことがあり、その際、「上から4行くらいしか読んでいないから、用件は完結に」と教わったそうです。

なので、たとえば、こんな文面だと、自分の意図が相手(経営者であるBOSS)に伝わらない。

「●●さん、
お疲れさまです。
××部のAです。
▼▼の件で、報告があります」

これだけで4行使ってしまう。本題を読んでもらえない。

だから、単刀直入に用件を伝え、意思を理解していただけるように、ということが体験から訓練されたといったことをおっしゃっていました。

たしかに、メールの冒頭にあれやこれや挨拶が続き、本題に入るまでに時間がかかると、忙しい方やいらち(関西弁)な方には読んでいただけないですよね。

ほら、プレゼンテーションでも「エレベータトーク」という表現がありますよね。
エレベータで一緒になった方にエレベータに乗っている間の短い時間で意思を伝える術みたいなことを。

「お疲れさまです」は、単に「朝から疲れてないよ」というだけではなく、文章や話し言葉を冗長にする面もあるかも知れません。(もちろん、「人間関係の潤滑油なんだよぉ」という考えもあるでしょうけれど)

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ところで、10/16(土)「朝イチ読者さんと歩く谷根千ツアー」の様子を参加者のyumijiro71さんが書いてくださいました。

http://bit.ly/bZQ5GE

すごく楽しそう! 私が書いたものより100倍オモシロイ。

日経BP社のMプロデューサーからは、「朝イチがこんなにも愛されていたのか、と感動」というメールが届きました。

Katolerさん、Mプロデューサーとともに、「大人の遠足」または「大人の大宴会」をまた企画しよう!と話しています。今回参加できなかった方、ぜひ、お楽しみに。(告知はTwitter(とこのブログで)行うので、Twitterアカウントがあると便利です。)

上記のブログを書いてくださったyuijiro71さんは、
http://twitter.com/yumijiro71
でつぶやいていらっしゃいます。

エアロビ、ゴルフ、カブトムシがお好きなアクティブで、ステキな女性です。

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