2010年10月20日水曜日

旧ブログ記事:「そんなもん、自分で考えろ!」(2010年10月20日掲載)

夏休み5日目♪の田中です。秋ですが。

夕べ、Twitter上で反響があった 「そんなもん、自分で考えろ」 について、改めて、このブログで。

きっかけは、ある方に、冗談で「●●について問い合わせが来ていますが、どう返答しましょう?」と呼びかけたらところ、返信に「そんなもん、自分で考えろ、とお伝えください(笑)」と書いてあったこと。

そのまんま、
「そんなもん、自分で考えろ」ってステキだ。
と私がさらにつぶやいたところへ、どどーっとコメントが来たのでした。

「よく上司に言われた」とか「そうそう、賛成」といったものばかり。

・・・・・

「どうしたらいいですか?」「あなたはどうしたいの?」という展開が、通常「コーチング」と呼ばれる技法で繰り広げられる会話です。

が、 なんでも「あなたはどうしたいの?」と質問返しをするだけでいいんだろうか、と思うこともあり。 そんな時、このセリフ、案外イケルんじゃないか、と。

「どうしたらいいですか?」
「そんなもん、自分で考えろ」

・・・ だって、たとえばですね。
「どうしたらいいですか?」
「それはね、こーしてーあーして」
「いや、それはもう考えたんですけど」
「じゃ、こーしてあーして」
「それは、ちょっとボクには難しい」
「じゃ、どうしたいんだー」
「だから、それを相談してるんじゃないですか」
なんて展開になって、アドバイスしたってそれを受容し、行動するかなんてわからない。人に言われたことを納得して、すぐ行動に移すことなんてそうそうないと思われる。

だったら、時に、

「どうしたらいいですか?」
「そんなもん、自分で考えろ」 
でもいいんじゃないか、と思ったのです。

いいなあ、これ。

「そんなもん、自分で考えろ」

とても「男前」なセリフな気がします。

========追記========

Twitterで「言葉遣いが好きになれない」というご指摘を受けました。

「そんなもん、自分で考えろ」とまんまセリフで言うわけぢゃ、ありません。
表現はバリエーションがあってよろしい。

ただ、考える前に相談したり、答えだけ教えてくれればいいと簡単に尋ねてしまったりすることは、誰にだってあるわけで、(私だってあります)

そんな時、ちょっと突き放して、「そんなもん、自分で考えろ」と言われると、はっとすることはあるんぢゃないか、と。

以前、先代社長に相談した(というより、愚痴った)時、「で、淳子さんはさ、その話をボクにして、どうしたいわけ?」と笑って言われたことがあります。

これだって、行間を読めば、「そんなこと、自分で考えろ」ととれますよね。反省した一言でありました。

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