2010年10月7日木曜日

旧ブログ記事:「メモしなくて大丈夫ですか?」(2010年10月7日掲載)

最近(ここ数年、といってもよい)、とても気になっていることがあります。

研修講師として講義を進めている時、全く手が動かない方がとても目立つのです。

「ここ、大事ですよ!」「ここがポイントです。繰り返しますね」などと強調しても、「テキストに補足して、事例を挙げると」と印字されていない追加でお話ししても、手が動かない。

聴いていないわけではないのですが、メモを取らないのです。

もちろん、「メモを取るほどの話じゃない」と思われているのかも知れませんが、それにしても、微動だにしない方がとても多い。増えているような気がします。

私が講演や講義を聴く時は、できるだけ多くのメモを取って帰るので、この光景がフシギでなりません。
「皆さん、ここ大事ですよ」と2回くらい言ってもあまり動きの変化がないため、先日はとうとう「メモ、取らなくていいですか?」と言ってみました。

それでやっと、ペンを持って、線を引いたり、何かを書いたりし始めたのです。

これは、新入社員だけではありません。20代でも30代でも同じです。

勉強する時に、自分の文字で何かを記録しておくのってとても重要です。手を動かすと覚えやすい。考えるきっかけにもなるからです。

デジタルの時代ですが、手書きメモ!も大事です。

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