仕事のことはさておいて、大阪でふと気づいたことがあります。
待ち合わせ場所について、大阪の営業担当が「そのビルは、東の方にあります」と電話で言うわけです。「東ってどっち?」
「東」「西」・・・。
東京であまり意識しない。というより、日常会話でと東西南北を話題にすること、関東圏の人はほとんどない、と思う。
たとえば、新宿駅の東などと言うよりは、アルタの方とか、高野フルーツの方とか言いそう。
それで思い出したのですが、ちょっと前に神戸にも出張しました。
神戸は、「海側ですか」「山側ですよ」という言い方をしますね。「その建物なら山側ですね」とか。
さらに、京都で気づいたことは、「●●へ行くにはどうしたらいいですか?」と誰に聞いても、「あ、それなら、25番のバスに乗るといい」「120番でも行く」と、バスとその番号を言われること。頭に全部のバス路線が入っているかのように。
これ、都内にいる人間が、「それなら、銀座線に乗って赤坂見附で丸の内線に乗り換えるといいですよ」と、地下鉄路線がアタマに入っているのと似た構図かしらん?
出張しながら、それぞれのコミュニケーション法に興味津々なのでした。
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帰りの新幹線で、ビートたけし 著 『達人に訊け!』(新潮文庫、2009)を読みました。
以下の方たちとの対談集です。ビートたけしの博識ぶりと話題展開のうまさもさることながら、対談相手のキャリアがとても面白い。苦労や努力、裏話など、わくわくしながら読み終えました。
●宇宙の達人:毛利 衛
●日本語の達人:北原 保雄
●字幕の達人:戸田 奈津子
●競馬の達人:岡部 幸夫
など全部で10人。
あとがきで、ビートたけしがこう書いています。
『今の時代、何をやっていいのか分からない人や、自分の仕事のおもしろさにきづかないで終わってしまう人が沢山いるのに、この人たちは、自分が本当に好きなことを見つけて、なおかつその楽しさを発見できた。・・・中略・・・本当にやりたいことをやるためには、目の前の長いハシゴを上らないといけないね。運のない人は、その努力を惜しむんだ。・・・中略・・・「達人」に会うのは、勉強になるし、いいなあって思う。』
あとがきで、ビートたけしがこう書いています。
『今の時代、何をやっていいのか分からない人や、自分の仕事のおもしろさにきづかないで終わってしまう人が沢山いるのに、この人たちは、自分が本当に好きなことを見つけて、なおかつその楽しさを発見できた。・・・中略・・・本当にやりたいことをやるためには、目の前の長いハシゴを上らないといけないね。運のない人は、その努力を惜しむんだ。・・・中略・・・「達人」に会うのは、勉強になるし、いいなあって思う。』
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