あ、その前に、”Squirrel”は、「リス」のことだ、ということだけアタマに置いて。そうすれば、字幕は、多分読み切れます(結構速いのです)。
Try to do
最初にこの映像を見た時、私は、学生がリスたちに近づき、子リスをひょいっと持ち上げ、塀の上に乗せてやるんじゃないか、と想像したのでした。
ところが、学生らしき人は、自分のデイバッグを置くだけじゃないですか。その後、別の人がさらに土嚢?を置くだけじゃないですか。
そうそう、これなんだよな、と深く反省。
部下とか後輩が何かに四苦八苦している時、脇からひょいっと手を出して、助けてやってしまう。
たとえば、「プログラムのバグがうまく取れない」と言われると、キーボードを奪い、「カシャカシャカシャ・・・。ほら、直った。どう?」などと、バグ取りをしてしまう。
「文章がうまくまとまらない」と相談されれば、「どれどれ?・・・うーん、ここをこうするといいかも」と上書きをしてしまう。
リスを両手で持ち上げ、塀の上に乗せてやるようなことをしてしまう。
ここに登場する人々は、「上りやすいように、バッグを置いてやったよ。ほれほれ。あとは自分で考えな。見ててやるからさ」と、自力で問題解決することそのものに手出しせず、問題解決が少し楽になるような援助・支援だけをしている。
抜き足差しで近づき、何も言わずにバッグをそっと置く。
そこから彼らがどうするか、さらに見守る。
彼らは考える。
時間はかかるけれど、いつか成し遂げる。
成し遂げたら、皆で拍手してあげる。
「おおー、頑張ったねー」
「やれば、できるじゃないか」
「その調子!」と。
そうはいうものの、ただ見守るというのは、実はとても難しい。
「やれば、できるじゃないか」
「その調子!」と。
そうはいうものの、ただ見守るというのは、実はとても難しい。
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