2010年6月2日水曜日

旧ブログ記事:上司の動機づけとフォロー(2010年6月2日掲載)

昨日のこのブログ記事へのリンクをTwitterでも貼ったところ、「研修の成果は上司の事前の動機付けが大事だと思う」というコメントを頂戴しました。

そうなんですね。

こういうこと、ありませんか?

【部下の視線から】Before

●ある日、上司にこういわれる。「研修、申し込んでおいたから、来週、月曜から新宿のトレーニングセンターに行ってきて」「え?何のためですか?」「仕事に必要だから」「・・・」
●ある日、自席に戻ると、1枚の紙が置いてある。見ると、「研修受講証」。上司に尋ねる。「これ、なんですか?」「あ、研修。うちの部署から2人出さないといけないから、行ってきて」「・・・」
●ある日、「明日から研修に行ってきます。○○を学んできます」と上司にホウレンソウすると、上司「ああ、行ってらっしゃい。いいなあぁ、研修。身体休められるもんねー。それに、新宿だし、ヨド○カメラなんかあったりして、楽しそう」「・・・」

・・・

こういう状態で、部下が「動機づけ」られて学習に臨むというのは難しい。まあ、「学習意欲」が全て上司によって高まるわけでもないので、自分で自分に動機づけすればいいとも言えますが、それにしても・・・。

さて、研修から戻ってきたら、さらに。

【部下の視線から】After

●「○○研修から戻ってきました」「あ、お疲れぇ~。溜まった仕事、早く片付けてね」「・・・(それだけ?)」
●研修から戻り、自席で仕事をしていると、上司がやってきて、「2日間見かけなかったけど、どこ行ってたの?休暇だっけ?」
●「○○研修で、こういう内容を学んできたので、報告書書きました。読んでフィードバックをいただけますか?」「ああ、わかったわかった。後でね」と言いつつ、最後までなしのつぶて

事後は事後でこういう感じ。もうちょっと感心を持って、「研修内容」を次に生かす支援をして上げられればと思うのですが。

・・・

研修のBefore/Afterについては、上司の関わりが欠かせないのに、当の上司は、忙しいこともあってきちんとした動機づけもフォローもしていないケースが本当に多いのです。

「昨日までに上司から何か動機づけされた方は」と研修の冒頭で確認すると、ほとんど手が挙がりません。(ほぼ毎度のことです)

「研修の場」で学んだことを生かすも殺すもBeforeの動機づけ(受講目的の再確認、戻って来て何をどう生かしてほしいか伝える、励ます)、Afterのフォロー(話を聴いて、フィードバックするなど)次第。

私達、研修提供側も、人事・教育などの事務局担当者に「上司の方に動機付けしていただくよう、メールなどでお伝えください」などとお願いして、少しでも効果を高めるようにはしています。ただ、「現場は忙しいんで、実施されるかわかりませんね」と弱腰な場合もまだまだあります。

もちろん、上司の働きかけを待つだけでなく、部下も「明日から受講するので、私はこれを学んできます。できれば、上司として私に期待することを教えてください」と自分から聞きにいくことも大切ですね。

私達にできることは、「研修はBefore/After」もセットなのだーということを、もっと訴えていくことですね。具体的にそれを伝える資料を作成するなど、自分ができることをしなければ。

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