2010年7月3日土曜日

旧ブログ記事:目に見える効果で達成感と一体感を味わう(2010年7月3日掲載)

今日は我が住まいのあるマンションで、「腰壁清掃会」(第一回)がありました。

4時間の予定が2時間で完了。20人くらいの参加表明だったのに、結局、25人くらいが集まって、すばらしい!

外廊下の腰壁は、雨だれで黒い縦線がついていて、これを外注するとかなりの金額になる(その割に大してきれいにならない)から、自分たちでやろう!となったのです。

【手順】

●業務用の洗剤(マイペットのような青い色していた)を水で希釈して、亀の子たわしでごしごしこする
●如雨露で上から水をかける
●雑巾で拭く

を2-3回。これで見違えるようにきれいになりました。

如雨露(じょうろ)で流す際、黒い水がどんどん落ちていくのに感動。

「おお、きれいになっている」
「なんと、こんなに汚れていたんだー」

管理会社からは、事前に「そんなことを住民でしているマンションは初耳」「大変な作業なので、4時間以上かかりますよ」と言われていたらしいのですが、チームワークがよくて2時間以内に終わりました。

全員でひとつの目的に向かって身体を動かす・・。

終わったら、「きれいになった壁」があり、達成感がある。

しかも、その壁は、自分達の住まいの、毎日通る廊下にある「腰壁」で、通るたびに「自分達で清掃したんだよね」と思える。

夕方は近所の公民館に再集合し、ビールやおつまみと共に、懇親。色々なおしゃべりをして、楽しく過ごしました。

マンション住まいだと、どうしても人間関係が希薄になるし、だからといって突然、懇親会をしても盛り上がれないし、最初に「全員で汗かきながらの大掃除」があって、その達成感と満足感と思い出をひっさげての「懇親会」なので一体感も味わえたのではないかと思います。

何か、共通の目的を持って、共に仕事をする、というのは楽しいものですね。

私達講師は、基本的に「個人プレイヤー」なので、「共に何かを成し遂げた」経験はしづらいのです。

「一緒にやった」「効果が目に見える達成感」を自分の仕事にも取り入れられたら、と思った1日でした。

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今回のイベントの目的は、2つ。

1.清掃を全員ですることで、支出を減らそう→将来の「修繕積み立て費」増額を遅らせるなどを意図
2.全員の懇親

この目的を理事長はちゃんとプレゼンしてから始め、終わる際も再度確認していました。

「目的」はしつこいくらいに言うのも重要です。

なぜならば、ちょっと辛かったりしたときに、本来の目的を忘れ、「これ、外部に出せばいいじゃない」などとなっていくことがあるから、です。

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