2010年11月13日土曜日

旧ブログ記事:〆切りを守らない人は「ソロバンの上に正座」! (2010年11月13日掲載)

編集者や執筆者が集まった席で、私が「〆切りを破ったことは一度もない。全部、〆切り前に入稿している。前も前、3週間前だったりすることもある」と申しますと、編集者が一斉に「えーーーーーーっ。それは素晴らしすぎる」と絶賛してくださいました。

その時、〆切りには、2種類ある。「〆切り」と「本当の〆切り」。という話が出たのですが、これは何を意味しているかというと、「覚書やら口約束やらで交わした”毎月15日〆切りでお願いします”」といったものと、「この日も出なかったら原稿を落とす(掲載できない)」という本当のぎりぎりの〆切りがある、ということなのです。

まあ、どの仕事でも「〆切り」と「本当の〆切り」は確かにあるわけですが、それと、「本当の〆切りを守ればいい」という話でもないような。

「皆、〆切りは守ろうぜ!"ホントの〆切り"なんて言ってないでっ!」

・・・・なんてことをTwitterでつぶやいておりましたら、何人かの方が絡んで?きて下さって。

「〆切りを守らないことを当たり前みたいにして、だから、最後に謝辞で”〆切りを守らない僕を励ましてくださった編集者のAさん”なんてことを書いちゃうんじゃないか」ってなこととか(原文どおりではありません)、

「物を書く人間だって、物書き以前に社会人。挨拶だとか時間厳守とか当たり前の社会人の基礎体力が伴わなければダメ」

「ボクのプロジェクトだったらしばく!」

ってなコメントが届きました。

私が雑誌などに寄稿するようになったのは2002年でかれこれ9年間、メディアに文章を寄せているのですが、一度も「田中さん、そろそろ~」とか「まだですか?」などと言われることはなく、とにかく早め早めに出すことを心がけてきました。

体調不良に見舞われるかも知れないし、家族に何かあるかも知れない。自分が突然書けない!という症状に襲われるかも知れない。

第一、気が小さいので、早め早めに出して、楽になりたい、という気持ちもあります。でないと、ずーっと原稿のことが頭から離れないからです。

「編集者から催促のメールが来ているけど、読まなかったことにしよう」「親が倒れて・・と言ったら、”ウソはやめてください”って突っ込まれたことがあるわ」なんてことを武勇伝のように語るのは、ちとカッコ悪いかなあー。

で、Twitter上での結論は、「〆切りを守らない人は、算盤の上に正座!」でした。

痛いだろうなぁ・・・・。算盤の上に正座。

ある方が幼き頃、算盤塾でさせられたお仕置き?なんですって。コワっ!

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