2010年11月8日月曜日

旧ブログ記事:「挨拶はどこですればいいのでしょうか?」という疑問(2010年11月8日掲載)

先日、クライアント先で、OJT担当者向けのワークショップを担当しました。

冒頭で人事のご担当者がこんな話を。

「新入社員研修中に挨拶しなさいね、と意識づけをしました。配属前も”現場に行ったら、とにかく挨拶”と口をすっぱくして言いました」
「すると、新入社員から質問が出ました。”挨拶は、どこですればいいんですか”と」
「そういうことから分からない新入社員が配属になります。支援してあげてくださいね」

・・・・

なるほど。確かに、職場で「挨拶」する、ってどこに立ち、誰に、どんな風にすればよいのだろう、と悩む気持ちはわかります。

扉のところに立ち、大きな声で「おはようございますっ!」と言うべきなのか、
人の間を歩きながら、一人ずつに「おはようございます」「おはようございます」と声をかけつつ自席にたどりつくべきなのか。

はたまた。

自分の席までつつーっと進み、近隣の方にだけ「おはようございます」と言うべき、なのか。

私たちが何気なくやっている挨拶ひとつ、疑問の元になるのだなあ、と面白く聞いていました。

「慣れてくりゃわかるよ」と言うのは簡単ですが、「やってみりゃわかるよ」と言ってしまってもよいのですが、こういう新鮮な疑問って、どこか懐かしい。

はて、私は、どうやって挨拶しているだろう?と改めて考えてみたら、「第一同僚発見」の際にまず声をかけ、あとは、何となく歩きながら、「おはようございまーーーーーす」と間延びした挨拶をしながら、席についているようです。

新入社員の疑問から、わが身を振り返る、というちょっとオモシロい出来事でした。

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