2009年8月30日日曜日

旧ブログ記事:「ベイビーフェイス」を再定義(2009年8月30日掲載)

甥っ子は生後3ヶ月で、やっと4000gを超え、「ぷくぷくの赤ちゃん」(世間でよく見かける赤ちゃん)になってきました。

身近に新生児を見たことがなかったので、知らなかったのですが、生まれたては、ふにゃふにゃで、腕も足も皺だらけなのですね。

2ヶ月早く生まれたので、退院してきた時点でも2500gでしたからきゃしゃで壊れそうで、最初は抱っこするのも怖いくらい。

今は、全ての皺がなくなり、手首は輪ゴムをはめたよう。太ももなどは、体の大きさと比較したら、横綱時代の若乃花(お兄ちゃん)のよう。あごは、二重どころか五重くらいに。

「力士でこういう顔のひといるよね」とママ(妹)に言うと「うーん、誰かは、わからないけど、このまま成長したら、山本山になりそうだ」と。

Baby雑誌をみると、たいていのBabyがお相撲さんみたいにパンパンで、ってことは、「赤ちゃんがお相撲さんに似ている」とも言えるが、裏を返せば、「お相撲さんは、ベイビーフェイス」とも言えるのじゃないか。

なんてことを言っていたら、

ママ(妹)が「生まれたては、ガッツ石松に似ているよ。どの子も。隣のベッドにいたBabyは、訪ねてきたパパに『ガッツ君』と呼ばれていた」「この子も泣くと松尾伴内みたいだし、赤ちゃんのことを書いたエッセイでも”ガッツ石松”とか ”松尾伴内”という表現が出てくる。それはどうなの?」などと言うわけです。

「それも、子供がガッツ石松に似ているともいえるけど、ガッツ石松も松尾伴内もベイビーフェイスと捉えることもできるんじゃない?」 とくだらない理屈を展開してみたものの、 つまらなそうに「ふーん」と返事されました。

わかったような、わからないような。

ベイビーフェイス、というと、かわいらしいものを表わしますが、実際に赤ちゃんを見ていると、力士とかガッツ石松とか松尾伴内の顔にそっくりな場面が多いわけで(全身に力を入れて泣く時、何か身をよじっている時など)、

彼らも、また、ベイビーフェイスと言っても過言ではないのでは、と思うのでありました。

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