あるリーダーさんがこんな話をしてくださいました。
「メンバとのコミュニケーションがなかなか取れない。意識はしているんだけど、つい忙しくて。何でも相談してね、どんなことでも気安く話してね、とは言うのだけれども、やっぱり、メンバはそうそうやってきてくれない。これは、こっちから近づいていったほうがいいんじゃないか、と思い、メンバの席まで行って雑談を始めてみた。軽い雑談(たとえば、今日だったら、「昨日、投票行った?」とか「台風、接近しているね」とか)から。雑談だけでもいいから、接点を増やそう、と思ったまでのことだったんだけれど、こちらから相手の席に出向くと、 メンバが、”あ、いいところに来てくれた。ついでに聞きたいことがあるんですけど””そうそう、ついでだから、相談に乗ってもらってもいいですか?” と言うようになった。 」
彼女が気づいたのは、以下のことだそうです。
「自分のテリトリーに近づいてくる人とは、人は気楽に話をするもんだ」
「リーダーとして自席にどんと座っているのではなく、こっちから相手の席にどんどん近づいていくとよいみたい」
部下やメンバにしてみたら、 「わざわざ行くほどのことでもないけど、話ができたらしてみたい」程度の話題が沢山あって、そこへ、運よく!?上司やリーダーが来て、声をかけてくれたら、「今だ!」と
と思って、相談したり、話したりするのでしょう。
部下が相談に来てくれない。メンバのホウレンソウが遅い。 とお嘆きの皆様。
「こちらから、相手のテリトリに入っていく」を試してみるのも面白いかも知れません。
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