2010年5月12日水曜日

旧ブログ記事:新入社員を迎える側がすべき10のこと(2010年5月12日掲載)

早いところだと5/1に配属なんて企業もあるかと思います。(IT業界は、一般的に研修が長いので、たいてい、まだ「研修中」のはず。一方、他業種であれば、GW前にとっくに配属されていることでしょう)

で、新入社員が配属される前に、受け入れ側がすべき10のこと、というリストを考えてみました。

1.「席」を用意する
⇒ 「ここに座る」という席を用意する。これ、当たり前のようでいて忘れやすい。物理的な「場所」は確保してあっても、荷物置きになっていたり、雑巾で拭いてきれいにしておらず、ほこりうっすらだったり。

2.名刺やメールアカウントなど、その人にまつわるものを手配しておく
⇒電話番号を振ってもらうとかメールアカウントを申請しておくとか。当人にさせる「ネットワークの設定」などは残しておいてもよいですが、最低限は事前に申請、手配を。

3.「新入社員が●月●日に配属されます」をチーム全体に知らせる
⇒ 「来週から新入社員が来ます」を全員に知らせておく。これも忘れやすい。ついでに、「なので、挨拶に返事してくださいね」とか「声掛けてやってくださいね」など、お願いごとも添える。

4.配属初日から3日分程度のスケジュールは作っておく
⇒何時に誰が何をする、というスケジュール表のようなものを作成しておく。いろいろな人で分担するのがおススメ。

5.配属初日、担当者は早めに出社
⇒担当者とは、アテンドする人です。OJTトレーナーかも知れないし、所属長かも知れないし。フレックスタイム制を敷いている企業やなんとなく朝の出社がぐずぐずなチームは要注意。新入社員が朝扉を開けて入ってきて第一声「おはようございます!」と言ったら、しーん、ってのはナシです

6.まずは、直属上司と顔合わせ。OJT担当者とも顔合わせ
⇒簡単な自己紹介はこの段階でしちゃうとよい。

7.1週間程度の予定を説明する
⇒ 「今日から1週間(3日間でもよいが)、こんなスケジュールで行きます。空き時間は、あんなこと、こんなことをしましょう。わからないことがあれば・・・」などと、大体のスケジュール間を伝える

8.オフィス内を案内する
⇒オフィス内を軽く案内します。どこに何がある。という物理的情報と、人の紹介。オフィスのレイアウト図を持たせて、案内するとよい。全員を紹介されても覚えられないのですが、覚えることが目的ではなく、案内された先輩側が「新顔がやってきた!」と認識することに意味があります。

9.ランチタイムのことを考える
⇒1日目くらいは「お昼、一緒に行こう!」と誘う。ランチに言っていいかどうか、など分からないで戸惑うもの。

10.定時になったら、「帰っていいよ」と教える
⇒先輩がいると「帰っていいのかどうか」が分からない。「今日は帰っていいよ」と声を掛けてあげるとよいです。

ざーっとまあ、こんなところでしょうか?

他にも

●歓迎会の予定を決める
●電話の取り方、コピーの仕方など、基本の機器使用方法を教える

など、いろいろありますが、まずはこれ。

こんな失敗談も耳にしたことがあります

●「新入社員が配属される日に間違って代休を取ってしまい、誰も迎える(アテンドする)人がいなかった。まずかった」
●「誰かがランチに誘うだろう、と思っていたら、誰も声を掛けていなかった。かわいそうなことをした」

・・・・

やはり、なんといっても、”Welcome aboard”なムードは大事ですね!


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