こういう質問をよく受けます。
「知らないことを訊かれたら、どう対応すればいいですか?」
「自分も経験したことがない技術をどう教えればいいですか?」
「自分にもわからないをどう指導すればよいですか?」
・・・・
ああ、わかります、わかります。「どうしよう」という気持ちはわかります。
わかりますが、別に、「知らない」「わからない」「やったことない」と言っていいのでは?と思うのです。
その上で、たとえば、
「私も経験ないからわからないんだけど、よければ、自分で調べて、わかったら私にも教えてくれる?」
「◎◎さんがエキスパートのはずだから、一緒に習いにいかない?」
「私も前から勉強しなきゃ、と思っていたけど、いい機会だから、一緒に勉強させてもらおうかなあ」
などと言えばよいのではないかと思うのです。
後輩は、先輩が何かを「知らない」だけで、尊敬の念を失うことはないはずです。
もし、「え?」と思い、尊敬するのをやめるとしたら、こんなセリフを聞かされた時のような気がします。
「あ、それね。知らなくて大丈夫。オレも知らなくて済んだから」
「ああ、うちの部署に関係ない技術だから、勉強しなくていいよ」
・・・・・
以前も書いたように、OJTというのは、先輩も後輩も共に成長していけばよいもののはず。
私が担当している製薬企業の人財開発ご担当者は、「共育」(きょういく)と呼んでいらっしゃいました。
後輩は、先輩が何かを「知らない」だけで、尊敬の念を失うことはないはずです。
もし、「え?」と思い、尊敬するのをやめるとしたら、こんなセリフを聞かされた時のような気がします。
「あ、それね。知らなくて大丈夫。オレも知らなくて済んだから」
「ああ、うちの部署に関係ない技術だから、勉強しなくていいよ」
・・・・・
以前も書いたように、OJTというのは、先輩も後輩も共に成長していけばよいもののはず。
私が担当している製薬企業の人財開発ご担当者は、「共育」(きょういく)と呼んでいらっしゃいました。
「共に育つ」。
「ああ、わからないこと質問されちゃった。まずいなあー。でも、折角のチャンスだ。今まで先送りしてきたけど、この際だからちゃんと勉強してみよう!」
これで十分ではないかしらん?
「ああ、わからないこと質問されちゃった。まずいなあー。でも、折角のチャンスだ。今まで先送りしてきたけど、この際だからちゃんと勉強してみよう!」
これで十分ではないかしらん?
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