2010年5月13日木曜日

旧ブログ記事:他流試合の意義(2010年5月13日掲載)

当社が提供する「研修形態」は大きく分けて2つ。

1.一社向けコース
2.公開コース

それぞれに「一長一短」があります。

●一社向けコース

【強い点】
・その企業ならではの話ができる
・参加者同士が込み入った話もでき、共感しやすい

【弱い点】
・閉じた世界で共感してしまうケースがある
・社内で実施の場合、「参加者」が出たり入ったりする

●公開コース

【強い点】
・様々な背景の方と話すことで、世界が広がる
・常識だと思っていたことが覆され、「目からうろこ」体験ができる
・自分のことを客観視できる(「同年代でこんなことまでしている人がいるのか」と衝撃を受けたり・・・)
・仕事の邪魔をあまりされない

【弱い点】
・ある特定の事象、プロジェクトなどに特化した話はできない
・背景まで細かく話さないと共感されないケースもある

本当にどちらも「強い点」「弱い点」はあり、いちがいに「これがよい」とはいえません。が、もし、どちらでもよい、のであれば、「公開コース」はお薦めです。

なぜか、と言えば、
「外に出て、初めて、自分のことが分かる」
「外に出て、初めて、自社のことが分かる」
ことも多いからです。

JTBモチベーションズの前社長である大塚雅樹さんも「社外志向」という言葉をよくお使いになっていました。

人事部の方の中には、「他流試合をさせたい」から、公開コースを好んで採用するとおっしゃる方も。
「社外」の人と関わらなければ分からないこと、気づけないことがたくさんあります。

それから、実は、ヒューマンスキルに限って言えば、「クラス会」が生まれやすいのも特徴です。

「新宿に集まって、久々にクラス会やろう!」というメールが飛び交うのは、公開コースならでは、です。利害関係にとらわれない人脈が広がるのですね。

ただし、絶対に一社向け研修で開催したほうがよいと思うものがあります。「OJT担当者がOJTの計画を立案していく」ようなワークショップ型研修は、公開コースでもできなくないですが、一社向けのほうがより効果が高いと考えています。その企業の人事制度や何かの仕組みと連動するからです。

ところで、これは宣伝ですが。

グローバルナレッジのヒューマンスキルクラス(公開コース、新宿や大阪会場のもの)は、1時間程度であれば無料で見学できます。(見学してみないことには、本採用するかどうか決められないという方もいらっしゃるので)  担当営業などにご相談ください。

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