2009年10月1日木曜日

旧ブログ記事:食べないなら何なのか?(2009年10月1日掲載)

同僚に聞いた話。

オフィス近くの、とあるファーストフード店の店員さんは、注文するとこう尋ねるそうだ。

「お召し上がりですか?」

・・・・・

一瞬、何がおかしいか分かりづらいと思うが、同僚は毎回、「召し上がるに決まっとるだろーが」 と心の中で突っ込むそうだ。

店員さんが言いたいことは、「(こちらで)お召し上がりですか?(それとも、お持ち帰りになりますか?)」なのだろうが、( )内が全て省略され、「お召し上がりですか?」と言われるだけで、途端に妙な文脈になる。

この会話は、「お召し上がりですか?」と言えば、「ここで食べる」「持ち帰る」の2択を問うに決まっている、という前提に立っている。

「その2択を尋ねているってことはわかっているよね」という暗黙の了解を客に求めているのだ。
・・・・・・

でも、こういうことだってあるかもしれない。
   
「ハンバーガーとポテトを下さい」
「お召し上がりですか?」
「いいえ、コレクションしているのでこのまま飾っておきます」

・・・・んなわけないか。

過剰敬語も問題だけれど、省略し過ぎも考えものです。

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今宵からまた大学の授業が始まります。

秋季も張り切って「週2コマ」とってしまいました。また、火曜日と木曜日。頑張ろう。

1999年秋季講座から通い始めているので、丸10年です。我ながらよく続いていると思う。春季・秋季と毎回ゼロから募集する公開コースなのに、常に約10人のリピーターが揃います。

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