リーダーの実践例。断続的に紹介していきます。
●メンバに「この仕事、やっておいて」とか「いつも通りだから」とか、「とりあえず、これ」という指示を出していた。特に、あいまいだとも思わずに。相手がベテランの場合は、「言わなくてもわかるだろうし、と。
ある時、「この仕事は、こういう全体像なんだ」「目的は・・・」「意図は・・・」「背景やいきさつは・・・」と説明してみた。若手のために。
ところが、若手だけでなく、ベテランですら、基本的なことがわかっていなかったということに気づいた。
→「わかるはず」「知っているだろう」は、キケンなんですねー。
●話を聞くだけで、自己解決する人って多いよな。「ふんふん、それで?」「で、どうなったの?」「へぇ、で、どうしたいの?」なんて相づち打ったりしているとその内、「あ、わかりました。やってみます」とか「そうか、そうか・・・」とか言って、去っていく人って多いと思う。 聞いてあげるだけでもいいんだよな。
→ 人に話すと考えを言語化でき、自身にフィードバックされるので問題が整理できるんですよね。なので、相談されたからといって何でも回答を与えればよい、というものでもないのでしょう。
●「俺、最近、やる気ねぇ」と言い続けていたら、気づいた時には、チーム全体の空気が低迷していた。後輩の前でネガティブなことは言うもんじゃないな、と反省した。以来、愚痴は、メンバに言わないように気をつけている。
→この方は、長年サポートしていた製品のサポート打ち切りをある日突然言い渡され、チームが解散することとなったのでした。すごく思い入れのある製品だったので、途端にやる気が低迷。それを、気心の知れたメンバについつい言ってしまった。 ところが、気心は知れていても、そこは、リーダーとメンバの関係が。上の人間が「やる気ない」というと、そのまま下の人間に伝わってしまうわけです。
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「成功した」「失敗した」というのはたいしたことじゃなくて、そこから何を気づき、学び、次に生かすかが大事なんですね。
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さらに、ところで、明日から夏(?)休みです。(毎年10月にとるのです。)ブログは、たまに更新します。たぶん。
ただし、「ゆるゆる気分」になっていると思われるので、いつも以上に「ゆるゆる」な内容と文章になると思います。先にお断りしておきます。
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