2009年12月21日月曜日

旧ブログ記事:「テキストを何度も見返しました」(涙)(2009年12月21日掲載)

あるクライアントの「リーダーシップ研修」が終了しました。8月から断続的に4ヶ月行ってきました。100人。

この研修。一人当たりの参加日数は、2.5日。

2日間連続で研修に参加し、自分のチームで実践したいことを決め、解散。約1ヵ月後に再集合。0.5日で「成果報告」と「今後の課題をさらに検討する」といったスタイルです。

先日、その「成果報告」を聞いている時、参加者の何人かがこんな話をしてくださいました。

「メンバと話をしようと思った時、このテキストを一旦見直して、”話をする時に大事なことが書いてあったな。あ、自分でメモまでしている”なんて振り返りをしてから行動を起しました」

「うん、私もテキストをすぐ手に取れる場所に置いておいて、何かあったら、まず読み直して、それから、行動を起してみました。自分で書き添えたことがまた役立つんだあ」

講師冥利に尽きる。というか、テキスト開発者冥利に尽きる、とはこのことです。(嬉しくて嬉しくて・・・)

心の支えや参考図書としてテキストを手の届くところに置いておいて、行動を起す前、行動した後に見ていた、とおっしゃるのです。

そんな風に長く参照していただけるテキストになってくれてよかった、と嬉しく思いました。 それと同時に、「自分でメモした内容」は、やはり、後々まで役立つのだなあ、とも。

自筆でノートを取ると、後で見返す際に、書いたときの気持ちとか情景などもよみがえり、それが自分の行動を後押ししてくれるんじゃないかと思うのです。

今は、「写真を撮る」とか「ファイルごとコピーしちゃう」とか、情報を手に入れる手段はいろいろありますが、面倒でも手書きでノートを取ることはやはり大切です。

自筆メモ。侮れません。心からおススメしますよ。


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