2010年2月16日火曜日

旧ブログ記事:「ねえちゃん」と言われて(2010年2月16日掲載)

2010年2月15日付け「毎日新聞」の小林洋子さんコラム「あの頃わたしには名前がなかった」で、こんな体験が出てきます。

【毎日新聞:2010/2/15 『女・上司の本音』小林洋子さん】
http://mainichi.jp/life/job/honne/index.html

(URLを添付しますが、記事が移動しちゃったらごめんなさい。「毎日新聞 女・上司の本音」で検索してみてください。

かつて上司から「ちょっと、そこのカノジョ、お茶」とか、単に「お茶」と言われた、と。だから、名前でちゃんと呼んでくれた人にはとても丁寧に接した、なんてことが書いてある。

なんというか、懐かしい話です。

まず、今日びの上司は、部下に、それも女性部下に「お茶」なんて頼まないですね。(いや、今でもそういう会社はあるかも知れないけれども)

さらに「カノジョ」なんて呼ばない。セクハラになってしまうから。

しかし私もかつて経験しました。

「ねえちゃん達さあ、ちゃんと仕事してんの?」(課長から)
「ちょっと、おねえちゃん、何言ってんの?」(3歳くらい上の先輩から)

・・・・・

20年くらい前のことではありますが、一応、「男女雇用機会均等法」施行元年入社で、しかも、外資系だったのにも関わらず。

新入社員の頃は、「会社なんてそういうところかなあ」とあまり疑問に思いませんでしたが、「物心つく」とだんだん違和感を覚えるようになり、その内、「名前で読んでいただけませんか?」と主張するようになりました。

今「ねえちゃん」なんて呼んだら、張り倒されるでしょうが、「親しみを込めて言っているんだよ」なんて理由がまかり通っていたのですねぇ。(ありえない!笑)

こちらも「なんですか、にいちゃん」と言い返せばよかったのかしらん。

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