2010年2月2日火曜日

旧ブログ記事:服装と言えば。(2010年2月2日掲載)

以前、「新入社員の服装、身だしなみ指導で、どのような経験をしたか?」といった話題が「OJT担当者研修」でのぼりました。 (この話は以前も書いたかも知れません。ダブっていたらスミマセン!)

事例1:

「すごく、ずーっと前の前の話なんだけど、こんなことがありました。新入社員を客先に同行させようと駅で待ち合わせしたら、なんというか、黄緑色のスーツを着てきたんです。そいつが。その頃(バブルの頃か?)ってソフトスーツとか言って、テレンとした、いろんな色のスーツが少し流行ってましたよね。それを新人が着てきたんです。
どうしよう?と思ったんですが、もうアポ時間だったので、あきらめてお客様との打ち合わせに臨みました。 そして、会合が終わった時、”あなただけ残って”と言われたので新人を廊下にやり、自分が担当者と2人になると ”あの、バッタ色のスーツのヤツ、なんだ?二度と連れてくるな!”と叱責されまして・・・。」

打ち合わせ中、ずーっとイライラなさっていたのでしょうね。ご担当者さん。

それにしても、「バッタ色のスーツ」って!?
言い得て妙。(そのスーツがどんなものだったか、瞬間的に理解できます)

事例2:

「新入社員で女性の服装っていうのは、男性の先輩が注意しづらい領域です。 が、スカートは短い、シャツも短い、かがむと下着が見えることもある。 ある時、リーダーがたまりかねたのか、誰にというのでもなく、”腹を見せるな!下着も見せるな!”と会議中言ったことがありました。 あまりにキッパリと言ったので、しーんとして、以来、チーム内の服装が少しぴりっとしました。」

いろいろあります。セクハラにならないか躊躇する男性もいることでしょうが、ハラハラドキドキな服装をする女性も「セクハラ」に該当する、という教育はちゃんとしたほうがいいですよね。

ところで、「シャツはイン」について。

ある企業で、3ヶ月以上続く新入社員研修があり、途中で「クールビズ」の季節が始まりました。前年までは「研修中はスーツが原則」だったのですが、「クールビズ」の精神(省エネなど)を考えたら、新入社員も適用しては?となり、6/1 づけで「研修受講中の新入社員もクールビズOK」とお達しが出ました。

5月末に人事の方が終礼でその話をしたところ、就業後、長蛇の列。質問の嵐です。

いろいろ聴くと、最終的に一番の問題は、なんだったか。 

「シャツはインかアウトか」だったそうです。

人事の方(30代女性)は、「シャツはイン、と言ったら、ビジネス・カジュアルでそれはあり得ないと思っているらしいんですよねぇ。かっこ悪い、ダサい、と」とおっしゃってました。

「へぇ、そうなんですか。そりゃ面白いですねぇ」と答えたのですが、「シャツがイン」がそんなに嫌なら、明日以降もスーツ(夏用)を着てくれば、という話のような気もします。

「シャツがイン」でかっこいいビジネス・カジュアルの上司や先輩が周囲にいたら、「これならできる!やってみよう」とイメージも沸くのかも知れません。なので、先輩諸氏もセンス磨かねば、ですね。


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