2010年2月25日木曜日

旧ブログ記事:新入社員のギモン(2010年2月25日掲載)

新入社員研修まであと1ヶ月ちょっと。

これまでに見聞きした「新入社員からされた質問や相談」をばらばらと紹介していきます。

● 「頭の中にあるものを、どうやってここに(手の平を前に突き出す)取り出せますか?」

これの意味するところは、「頭の中には、自分の言いたいこと、表現したいこと」が確実にある。しかし、それを文字にしたり、話したりしようとすると途端に表現できなくなる。講師が「こういうことを言いたいのですか?」と言い換えてくれると、「そうそう、まさに、そういうことが言いたいんです」と納得するのだが、講師に言い換えてもらう前に最初から自分でずばりと表現したい。どうすれば、頭にある概念を言語化できるのでしょうか?・・です。

この質問は、本当に多くの新入社員からされました。

「概念」を「言語化」するのは、本当に難しいのです。特に、新入社員には。

●「ノートを取る方法を教えてください。もちろん、自分でちゃんととっているつもりなんですが、後で見返すと、自分で書いたものなのに、なんだかぜんぜん分からないのです」

小学生の時から、すでに通算16年以上ノートを取っているでしょうに、新入社員研修で出る、この質問。黒板(ホワイトボード)を書き写すだけではノートを取るということにならないわけですが、人事の方や講師が黒板(ホワイトボード)に何も書かずに話す、その言葉をノートに拾うのが難しいらしい。

●「語彙力が不足しているから、説明が稚拙になるのだと気づきました。どうしたら日本語力が身につきますか?」

これは、「表現力」以前に「国語力」のことを嘆く声です。新入社員は、自分でも分かっているのですよね。「ボキャブラリーが少ないから、適切な表現で伝えられないこと」を。

・・・・・・・

どんなことでも、長年やっていれば徐々に身につくことはあるし、焦ることはないと思いますが、放っておいても状況が改善されるわけではありません。

どうすればいいの?は、一言で言えば、「勉強しましょう」なのですが、やはり、自分(新入社員)がどれだけ問題意識を持って、自主的に学ぼうとするかが鍵かなあとは思います。

本を読んだり、学校に行ったりしなくても、アンテナさえ立てていれば、人生の先輩達がどうやって話し、どう文章を書いているか、耳に、目に入ってくるはず。

先輩の役目は、まずは「アンテナを立てておくようにね」と動機づけ、意識づけすることかなあと思っております。

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