ずーっと前、新宿駅から当社に出勤する途上(地下道)で見かけた光景です。(新宿から当社のビル付近まで、地下道があります。)
「いいか、これをこう出して、”○○の××です”と名乗って、渡すだろ。で、”△△様ですね”と復唱して、頂く。こういう風に・・・。ちょっとやってご覧。」
「はい。こうやって、こうやって、ですよね。」
「大丈夫だね。じゃ、行こうか。」
「はい。」
朝、多くのビジネス・パーソンが行き交う地下道。通路の端の方で、向かい合って、一心不乱に名刺交換の練習をしている二人。
教えている男性は、先輩だと思いますが、教わっている女性と年も近く、もしかすると、1年先輩といった程度だったようにも見受けられました。
おそらく、初めての顧客訪問同行だったのでしょう。
オフィスで練習してきたものの、直前に不安になって、再度やり直していたのかも知れません。
「おお、おお、OJTだなあ。OJTやっとるなぁ。」とほほえましく思いつつ、会社への道を急いだ私でした。
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新人の頃、「名刺交換」って嬉しくなかったですか?「大人になったなあ」「社会人になったなあ」という実感を持てるものでした。
といっても、最近は、学生時代から起業していたり、NPOで何か仕事していたりして、名刺は複数種類持ってました、という人も増えてきているんですが・・・。
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