ピクトグラム、一番身近なのが、非常口のマークで、「今まさに逃げようとしている人」と言えば、「あ、あれね」とわかると思う。この本では、世界中のピクトさんを集め、どれだけひどい目にあっているかを、ピクトさんへの愛情を込めて説明している。
時に挟まり、時に頭上から何かが落ちてきて、時には感電もしている。まっさかさまに転落したり。(オビには、「ああ可哀想な人。自己犠牲にもほどがある。」とある。)
その勢いで、今度は、『街角のオジギビト』(とり・みき 著、筑摩書房、2006)も手に入れた。
オビギビトは、工事現場などで「ご迷惑をおかけします」などという文字とともに頭を下げている、主に男性のイラストのことである。これまた、世界各国から集めたオジギビトを分類、解説している。
(ところで、もう覚えている人も少ないと思うが、漫才師の「春日三球・照代」さん(「地下鉄漫才」で有名)の三球さんは、「工事現場の看板の人はこんな風にオジギするんだ」といって頭を斜めにかしげるポーズをとる、という別ネタも持っていた。元祖「オジギビト」ウォッチャーだったわけだ。)
もとい、
この本によると、オジギビトにも色々な流派があって、劇画タッチだったり、モデルポーズで立っていたり、礼儀正しくオジギしていたり、ヘルメットをかぶっていたり、手に持っていたり・・・。
ピクトさんと違って、オジギビトは、「発生場所」を書く意味がない、とあった。工事が終われば撤去されてしまうので。なるほど。
赤瀬川原平氏などが活動している「路上観察学会」というのがあるが、ピクトさんにしてもオジギビトにしても、その一派で、特定のモノ(ヒトか?)を集中的に観察、収集、研究する、というものだろう。
こういう目のつけ方を知ると、街を歩く時、楽しみがひとつ増える。
さて、私もこんな「オジギビト」を発見した。
上記の著にも見当たらなかったタイプで、「新発見」に嬉しくなって、翌日カメラ持参で再度出かけ直したくらいだ。
この二人、子どもみたいだし、お詫びしている様子ないし、なにやら二人の世界があるような気がする。 左のヒトは内股で、右のヒトは外股で立っているのも妙に気になる。
左のヒトは、右のヒトに何かを言っているように思えるのだが、どんなセリフが適切だろう。考えたのが以下のものだ(同僚にもアイディアをいただいた)。
1.頭痛いの?
2.泣かないで。
3.前髪、揃えたんだぁ。別におかしくないよ。
4.え、前にもつむじがあるの?どれ、見せて。
5.こいつがやりました。
6.君は謝らなくていいよ。
7.なんでやねん(べしっ!)。
皆さんだったら、どんな台詞を入れますか?
暑い1日、ビールでも飲みながらご家族一緒に考えてみてください。
====================
ブログを始めて50日以上経ちました。研修でお邪魔した先でせっせと宣伝して、少しずつアクセス数が増えてきました。感想をメールで頂戴する機会もまた増えました。ありがとうございます。
最初は、週1程度で、と考えていましたが、色々ネタもあるので、なんとなく頻繁に更新しています。文体も内容も時々変えていますが、土日は仕事から離れたことを書こうかな、と思っています。
まだまだ試行錯誤は続きます。
この二人、子どもみたいだし、お詫びしている様子ないし、なにやら二人の世界があるような気がする。 左のヒトは内股で、右のヒトは外股で立っているのも妙に気になる。
左のヒトは、右のヒトに何かを言っているように思えるのだが、どんなセリフが適切だろう。考えたのが以下のものだ(同僚にもアイディアをいただいた)。
1.頭痛いの?
2.泣かないで。
3.前髪、揃えたんだぁ。別におかしくないよ。
4.え、前にもつむじがあるの?どれ、見せて。
5.こいつがやりました。
6.君は謝らなくていいよ。
7.なんでやねん(べしっ!)。
皆さんだったら、どんな台詞を入れますか?
暑い1日、ビールでも飲みながらご家族一緒に考えてみてください。
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まだまだ試行錯誤は続きます。
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