「○○さんとお付き合いさせていただいております」
という表現を使うもんだな、と、日曜日のNEWSバラエティ番組を見ていて改めて思った。
以前から気にはなっていた。
「○○さんとお付き合いさせていただいております」 は、身内だけでつかえばいい表現ではないか?
たとえば、山田太郎さんと鈴木花子さんがお付き合いしている。
山田太郎さんが、鈴木花子さんちに挨拶にいく。
花子さんの両親に対して、
「花子さんとお付き合いさせていただいてもよろしいでしょうか」
とか
「花子さんとお付き合いさせていただいています」 なら、まだわかる。
花子さんが太郎さんの両親に対して、「太郎さんとお付き合いさせていただいております」 もわかる。
取材の相手(はたまた、TVのこっち側の視聴者)に対して、「お付き合いさせていただいています」って。
変なの。
そもそも。
させていただく、とは、「許可を得て・・・」というニュアンスがあると思うのだ。
「山田太郎さんとお付き合いしています」 というほうが数百倍潔いと思うのだけれど。
あ、そういえば、「させていただく」は、色々な方面に進出していて、
こんなのも聞くことがある。
「当社のこの新製品には、”××”という名前をつけさせていただきました。」
え?別に「という名前をつけました」「という名称にいたしました」でいいんでないの?と思う。
こんなのも聞く。
「お客様、このコートにはアンゴラを入れさせていただいたのですよ。」
別に許可してないけどぉ~・・・とへそ曲がりの私は思う。
最初の話に戻るけれど、その内、「入籍させていただきました」と言うんだろうなあ。
「○○いたしました」
「○○しました」
「○○します」
「○○しています」
を強く推奨したい私です。
0 件のコメント:
コメントを投稿