2009年11月29日日曜日

旧ブログ記事:「理想のリーダー」とは?(2009年11月29日掲載)

各社のリーダー研修、あるいは、マネージャ研修に携わることが多くなりました。

その場で挙がる話題の一つに「理想のリーダーとは?」があります。

上司から
「頼りがいがあるリーダーを目指してほしい」
「安心できるリーダーになってね」
「信頼されるリーダーになってほしい」
「存在感のあるリーダーになってくれ」
と期待を伝えられても、

「それはわかった。自分だってそうありたい。でも、いったい何をどうすればそういうリーダーになれるんだろう?」

と考え込んでしまいます。

唯一無二の答えはないから難しい。
他人と話し合っても、自身で悶々と悩んでも、答えはなかなか出てこない。

たとえば、

「ビジョンを示すこと」も「メンバの話をよく聞き、それぞれの思いを知ること」は大切だけれど、それができれば、「理想のリーダーなのか?」」といえばそれだけじゃあない。
「利害関係者との利害調整をしていくこと」も大事だけれど、それだけが「理想のリーダーか?」と言われたら、それだけじゃあ、やはりない。

ただ、ひとつ言えるのは、
「頼りがいのあるリーダーってどんな人だろう?」
「存在感があるリーダーとは?」
「安心できるリーダーになるには?」
を考えることにこそ、たぶん、意味がある。

誰かと話し合ったり、自問自答を繰り返したりしながら、自分なりの「理想のリーダー像」が見えてくるんじゃないかと思ってます。少なくとも、そうやって考えていくと、「自分がどういう人を理想だと思っているか」は整理・分析できますよね。

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