2009年11月24日火曜日

旧ブログ記事:パパと息子たちと絵本(2009年11月24日掲載)

飛び乗った地下鉄車両のドア付近、パパと息子2人。息子ちゃんたちは、推定7歳と4歳ってところか?

たぶん、フランス語。もしくは、フランス語に似ている言語。そう、3人は外国の方でありました。

パパは、スーツをお召しで、息子ちゃんたち2人はカジュアルな服装。推測するに、パパが息子ちゃん2人を学校に送りがてら、出勤なのでしょう。

さて、その息子ちゃんたち。

子供なので、じっとしているわけなく、おしゃべりしているし、もじもじ、そわそわしている。

その様子を見ていたパパは、それぞれに「絵本」を渡したのでしたよ。ちっちゃい弟君は、最初の絵本に飽きて、また何かフランス語(だと思う)で、ぐずぐず言い始めたのですが、パパは、リュックから別の絵本を取り出して渡しました。今度は、アニマル・・と書いてある、動物に関する手のひらサイズの絵本。

お兄ちゃんのほうには、図鑑みたいなのを渡していました。

20分ほどずっと近くで様子を見るともなく見ていたのですが、パパのリュックには沢山の「子ども向け」本が入っていて、お兄ちゃんには、「ほれ、これ」、弟ちゃんには「これ、読んでご覧」とばかりに次々出すのです。

お兄ちゃんの図鑑を覗き込みながら、お兄ちゃんがなにやら言っているのをパパがちゃんと受け答えしている。(なんせ、フランス語(だと思う)なので、全然ヒアリングできず。)

いいなあ・・・。いいなあ・・・。

あのですね、ふと思ったのです。

こういう場面で、子供に絵本を次々渡す日本人のパパってそんなにいないんじゃないかな、と。ステレオタイプな想像で申し訳ないんだけれども、日本人の子供は、ゲーム機ピコピコさせてそう。

お父さんもおにいちゃんもケイタイぴっぴっとやっていそう。

このフランス語(だと思う)を話す親子3人(全員男性)は、電車の中で絵本や図鑑を広げ、それについて親子の会話をしていたのでした。

いいなあ・・・。いいなあ・・・。

こういうの、とても好きだなあ・・・・・。 と思った今朝の出来事でした。

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今週は、日中社外に出て研修しているので、ブログの更新は、夜になります。たぶん。

で、今日、受講者さんからとてもすてきな話を聴いたのですが、朝の親子の話を書きたかったので、受講者さんのすてきな話はまた後日。


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