2009年11月7日土曜日

旧ブログ記事:「食間」とは?(2009年11月7日掲載)

以前「奇病列伝」で紹介した「中心性網膜症」を患った時のこと。

レーザーで手術?する道は選ばなかったので、投薬治療でした。「これ!」という即効性のある薬がなかったようで、漢方薬と何かの2種類くらいを処方されました。

眼科医との会話。

「田中さん、たいていの薬は食後だけど、この薬は食間ですからね」

”食間”といえば、食事と食事の間、とは思ったもののの、念のため、確認をしてみました。

「食間ということは、食後2時間後とか、食事の前1時間は空けるとか、そんな感じでしょうか?」
「えっ!?何言ってるの?食間と言えば、食事の最中に決まっているでしょう。ご飯食べながら、この薬、飲んでください」

・・・・えっ!? ホント?

医師がそう言うのだから、私の「食間」の解釈が間違っているのだろう、と思ったものの、疑問も残ったので後日友人の医師にメールで尋ねてみました。

「眼科医に食間は”食事の最中”と言われたんだけど、食事と食事の間のことじゃないのかしらん?それとも、眼科領域の食間と通常の食間とは違うんだろか?」と。
「いやあ、淳子さんの思う食間で合っているよ。その医師は勘違いしたまま今に至っているのかもね」

医師の指導に背き、食事と食事の合間(2時間くらい空けて)に薬を服用し、無事、4ヵ月後に完治しました。

それにしても、プロの言うことに間違いが含まれるはずはない、と思うので、「自分が間違っている?」と不安になります。

今でも「食間とは食事の最中!」と指導しているのかしら?あの医師は。

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