2010年1月7日木曜日

旧ブログ記事:願い事の前に「感謝」を(2010年1月7日掲載)

年末だったかに新聞のコラムを読んでいたら、「初詣の仕方」が書いてあり、「たしかにそうだなあ」と思ったことがあります。

二礼ニ拍手一礼。そして、「願いごと」と続けてしまいませんか?

たとえば、パンパンとした後で、「今年の試験、合格しますように」なんて祈ってしまう。

でもこれ、神様に対してちょっと礼を失していると。

まずは、「安寧に過ごせていること、つつがなく暮らせたこと」に対する感謝を述べ、それに続いて「願いごと」と言う方がよい、と言うのです。

パンパン。

   昨年はなかなかよい年でした。ありがとうございます。
  (つきましては)本年も健康で充実した一年になりますように。

って感じがよい、そうです。

これは、部下などに対するフィードバックと同じですよね。

「○○さん、次はこの仕事やってね」というより前に「さっき片付けてくれたこと、ありがとう。助かったよ」と言い、「じゃ、次はこれをやってね」と言う方が、指示された側も気分よく取り組める。

フィードバックの原則は、初詣にも通じるものがあるわけですね。

パンパン。の後に、「ありがとう」を。

神様だって、注文ばかり付けられるよりも、感謝も伝えてもらえた方が気分よくお仕事できるもんだ、と思います。

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