夕べ、いつもいく花屋さんで花を買って、おじさんとひとことふたこと。(このおじさんとおばさんは、なんとも和むご夫妻で、花を買う際、ほんの数分の会話をしてしまいます。)
「寒いですねぇ」
「ほんとに寒いですねぇ」
「朝起きたら雪だったんで、びっくりしちゃって」
「ボクねぇ、41年前を思い出しましたよ」
「41年前?」
「そう、4月にね、大雪降って」
「へぇ、41年前もそうだったんですか」(この時点ではそのことを知らなくて)
「忘れないですよ。だって、ぼく入学式だったけど、出席できなかったから」
「何の入学式ですか?」
「大学の」
「そんなに大雪だったんですか?電車が止まるほどの?」
「そうじゃなくて、長靴がなかったから」
「ああ、長靴が必要なくらいの大雪だったんですね」
「だって、田舎から東京出てきたばかりでね、最低限の荷物しか持ってなくて。靴も革靴一足だけで。それで出かけたら、翌日から履く靴がなくなると思ったから、入学式は断念したんですよ」
「そうでしたかあ。それで覚えていらっしゃるのですね」
・・・・・
なんだかしみじみとしてしまいました。
田舎がどこかは聞きませんでしたが、とにかく、ほんの少しの荷物で上京し、大雪に見舞われ、たった一足しか持っていない大切な靴のために出席を断念した入学式。
それを昨日の雪で思い出したのだそう。
「長靴がなくてねぇ、だから入学式、諦めたんです」って、少し涙が出そうな思い出ですね。
昨日は、カーネーションを3種類買いました。
昨日は、カーネーションを3種類買いました。
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