2010年4月8日木曜日

旧ブログ記事:「はい」は大事(2010年4月8日掲載)

上司に呼ばれた時、上司に指示を受けた時、会議で上司が全員に「・・と全員でお願いね」と言った時、「はい」と元気にはきはきと返事をしているか?と言ったら、うーん?そうでもないな、と反省。

今週お邪魔している企業で、この返事の励行をしています。

講師が「皆さん、よろしいですね?」と問い掛ければ、クラス中が「はい!」。
講師が「●●さん、この答えは?」と指名すれば、「はい!」と言ってから立ち上がる。

気持ちいい。

講師として気持ちいい、のではなく、

●クラス全体にほどよい緊張感があること
●伝わったかどうか、講師だけではなく、全員が同時に把握できること

といった理由から。

返事は大事だなあ、と思った次第。

「返事」「挨拶」をきちんと指導すると、新入社員研修全体がびしっと引き締まります。

反対に「返事はしてもしなくてもよい」「挨拶もできたらしなさい」という”自由度”の高い進め方の場合、やはり、だらっとした雰囲気が徐々に醸成されていきます。

企業の人事・人材担当者の中には、「新入社員をそこまで締め付けたくない」とおっしゃって、何でも自由にさせているケースがままあるのですが、本当にそれで彼らのためになっているか、というと、うーん?と思うこともあります。

たとえば、

●休憩時間のたびに全員でお菓子食べまくり大会をしているチームがある
●お菓子のくずが机の上にあったまま受講する
●先輩や講師とすれ違っても特に会釈もしない
●化粧室では大騒ぎ!
●込んでいるので、教室で化粧直し、油とり→男性はほぼ全員大きな油取り紙、持ってますね
●休憩ごとにつっぷして寝ている→業務時間中ではないか?

など、全部、「よし」としている場合もあるのです。

『疲れているし、休憩時間だから自由にさせてあげれば?』と。

新社会人の最初の最初の体験が、「はい」ときちんと返事しようね、「挨拶」はしっかり、で彩られている方は、”基本”がしっかりできるので、ここから自分なりに崩れて(応用して)いっても、芯はちゃんと残るような気がします。

私もまた学ぶことの多い新入社員研修です。

さて、それでは本日も張り切ってまいりましょう。
(このところ早朝更新なのは、4時半起き、6時過ぎには家を出て、22時頃帰宅、直後にバタンQ<古い!>のため、です(^^;))


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