2010年4月27日火曜日

旧ブログ記事:痛い。(2010年4月27日掲載)

昨日に引き続き、ちょいと痛いお話です。

2005年3月に受けた「粘液のう胞」の除去手術から3年。(詳細は→ 奇病のデパート(1))

その手術で出来た頬の裏の「すじ」(親指と人差し指の間の水かきみたいなのを想像してもらえるとわかりやすいかも)が邪魔でどうしても口がちゃんと開かないのです。

外見上ちーっともわからないのですが、自分では話すたびに口が引きつれるので不快感を1日中味わう・・・というわけで。

3年経って改善されないので、今日、とうとう、切ってもらいました。(唇のしびれ自体が取れないので、今でも毎月フォローの通院中)

私:「GWがあるので、仕事もしばらくありませんから、今日、思い切って切っってもらっちゃおうかと」
医師:「じゃ、やりますか?」・・・と電気メスを取り出す。

念のための確認。

私:「あのぉ、麻酔、かけますか?」(弱気)
医師:「いやあ、この筋1本なんて、痛み感じないから、麻酔使いませんよ」
私:(嫌な予感)・・ 『前の手術の時も、すぐ終わりますよ。翌日からご飯食べられますよ、と言われたけど、全治3週間くらいかかったよなぁ・・・』
私:「あ、そうですか。わかりました。でも、ホントに痛くないんですか?」
医師:「ええ、万が一痛かったら言ってください。じゃ、ちょっと切りますよ」

ジィィィィィ~。焦げ臭い匂い(肉が焼けている)。

痛い、痛い、痛いじゃあないか。針でちくちく刺し続けているような、そういう痛み。

私:「痛いです」
医師:「痛いですか?我慢できませんか?」
私:「我慢しろ、と言われたらできなくもないですし、我慢できると思いますが、痛いです」
医師:「気のせいじゃないですか?」
私:「気のせいだとしても、痛いです」
医師:「どうします?麻酔します?」
私:「我慢できなくないこともないとは思いますが(なんと遠回りな)」
医師:「じゃ、軽く麻酔しましょう」

・・・・

再挑戦の後、1分程度で終了。口の可動域は広がった・・・ような気がします。

麻酔が切れるまで4時間くらいは、口がゆがんでいるのでマスクして過ごしました。

そして、その後、また、痛い!痛いのだ!

腫れているし、
触ると痛いし。

帰り際に、

私:「これ、麻酔切れたら、痛くなりませんか?」
医師:「ならないでしょう」
私:「前回は夜、すごく痛かったんですけど」
医師:「あの時は3センチ以上切りましたからね」
私:「今日は大丈夫ですか?痛み止め、不要ですか?」
医師:「大丈夫です」

という会話を交わしたのに。

痛いぞ、このやろー。

5月にまた通院するので、「痛いじゃあないか」と訴えておくことにします。

それにしても、「我慢できないほど痛いですか」は、答えづらい質問です。

「我慢」の限界というのは、どの辺に設定されているのか、わからないから。

「え、その程度しか我慢できないの?」と思われるのもシャクだし、かといって、「そんなに我慢しなくていいのに」というところまで耐えるのもなんだし。

「我慢できないほど痛いですか」の正しい答えは、なんでしょう?

「痛い」か「痛くない」か、2択にして欲しいなあ。
そこに「我慢」を追加しないで欲しいなあ。

*主治医がここを読むとは思えませんが、万が一、目に留まるといけないので、一応、お断りを。とてもいい医師です。信頼しているので、3年通っています。これはホントのことです。

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