2009年9月7日月曜日

旧ブログ記事:内定者から空メール(2009年9月7日掲載)

人事担当の方からお聞きした話。

内定者とはメールでのやり取りが多い現代。

あるファイル(WORD)に必要事項を書き込んで、人事部宛に送り返すよう依頼を出した。

すると、かなりの数の内定者から以下のような返信が届いたそうだ。

●タイトルなし(件名:空欄)
●本文なし
●添付ファイル(WORD)だけ添付

しかも、
●添付ファイルは、人事から送ったファイル名のままで「××書類_テンプレート.doc」のような状態である

それだけではなく、

●送信者メルアドは、誰かが瞬時には分からない記号が多く、ファイルを開けてみるまで、誰が送り返してきたものかわからない

「人事部◎◎様、

以下のとおり、××ファイルをお送りします。

よろしくお願いします。

△△大学 山田太郎」

といった記載すらない、と。

ケイタイ世代は、「空メール」を返信すると・・というサービスにも慣れていて、「件名なし」「本文なし」に違和感がないのでは?だから、こんな風な返信が来るのでは、というのが、人事の方の分析でした。

私のような(40代)人生の途中で「電子メール」に出会った世代と物心ついた時には、すでにケイタイのようなメディアがあった世代とでは、コミュニケーションに関する考え方やルール、マナーが異なるのは当然ですよね。

昨今の新入社員研修の難しいところは、この辺にもあるのかな、と思っています。

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