外線電話を取ったら、いきなり、こう言われました。
「お宅のカメラがうまく動かないんだけど」
「・・・・」
当時の勤務先DECは、コンピュータのメーカーでした・・・、が、なんせ2000人とか3000人といった社員規模だったので、「自分が知らない製品もあるかも」 と思い、しばらく先方のおっしゃることを聞いていました。
それでもちっとも分からないので、「少々お待ちくださいませ」と言って、近くにいた先輩に尋ねます。
「うちって、カメラも扱っていますか?」
「うーん、たぶん、扱っていない」 (先輩もよくわからないんです。「扱っている」はわかっても「扱っていない」と言い切るには全ての知識が必要になりますから)
しばらく会話して、会話の流れで「当社の製品ではないようですね」 と判明し、電話を切りました。
確信を持った話し方をされる間違い電話は、こちらに確信がない場合ほど動揺するものです。
・・・・・・・・・・
そう言えば、以前、自宅に帰宅するとこんなFAXが床に落ちていました。
「明日の集合は、8時です。 街中だけでなく、温泉での撮影もあります。 水着撮影をしますので、持参してください」
差出人も宛名もちゃんと書いてないので、「間違いですよ」と連絡することもできず、 モデルさんたちは、果たして集合できたのか、と他人事ながら心配になりました。
それでも、「水着撮影かあ・・・。どうしようかなぁ?」 と一瞬考えた私です。
0 件のコメント:
コメントを投稿