2010年3月13日土曜日

旧ブログ記事:知り合い同士でも”アイスブレーク”(2010年3月13日掲載)

横須賀には、「ファシリテーション・スキル」の研修で出張していました。

参加者からの質問に、
「参加者全員が同じ職場同士で、以前から知り合いだ、という場合でも、自己紹介を兼ねたアイスブレークってやったほうがいいですか?」
というものがありました。

答えは、「はい」です。

以前から同じ職場で働いていて、名前も顔も知っている、とは言え、あるプロジェクトチーム、あるタスクチームでの協働作業というのは、また別物です。

そのプロジェクト/タスクに関わるに当たっての意気込みだとか不安だとかを話してもいいし、「隠れた人となり」を知り合うような自己紹介をしてみてもよいと思います。

人は、互いを「知っている」ようでいて、実はよく知らないものです。自己紹介してみたらそれがわかります。

「へぇ、そういう一面があったんだ」「ふーん、そういう人だったのか」とひとつや二つの発見はあるはず。

昨日、お一人がなさっていた自己紹介は面白いものでした。

●「新しいタスクをスタートするにあたり、自己紹介から始めましょう」
●「お名前と”自分が大富豪”だったら何をしたいかをおっしゃってください」

・・・・

一人ひとりが、名前+「大富豪だったらやってみたいこと」を次々述べました。

壮大な話、小さなことの積み重ねでお金を使うような話など、それぞれの発想に盛り上がっていました。「そういう方面に興味がある人なんだあ」と新たな発見もあったようです。

これは、その場で「こんなやり方を見たことがあるよ」と紹介されただけの例ですが、

「授業中に眠ってしまった。その理由を思いつくまま挙げてみましょう」を全員でブレーンストーミングするアイスブレークを経験したことがある、という方がいらっしゃいました。

色々面白い「言い訳」が挙がったそうです。

アイスブレークの方法は、無限にありますね。新しい方法を編み出すのも楽しいものです。

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