こういうタイトルの新書を書いたら、売れそうだなあ・・・。
書いてみるか・・・。と、ふと、夜中に思ったのだが、3ページくらいしかネタが続きそうもないので、無理だと悟った。
さて、
「新入社員研修では、”茶髪”は禁止ということにしているので、見かけたら指導してください」といった会話がこの時期は結構飛び交う。
あるいは。
美容院で聴いた話。
「就職活動をするので、茶髪を黒く染めてください」「入社するので、茶髪から黒髪に変えなきゃ」などという人が常に数パーセントいるんだそうだ。
あるいは。
これまた、美容院で聴いた話。
「”茶髪はけしからん””仕事をするのに茶髪はいかん”と言う中年男性のお客さんがいらしたので、”何がいけないんですか?”と聴いたら、不自然なのはよくない。けしからんだって。」
この男性が、かなりの白髪なのだが、「黒く染めに」来店していたそうだ。
美容院の先生曰く、
「ねぇ、黒いのを茶色くするのが不自然なら、白髪を黒く染めるのも不自然なんじゃないかしら。どうして、”茶髪”だけダメなの?」
とのこと。たしかに。
さらに。
先日、外国系の企業で研修をした時に、「新入社員研修の季節なので、講師も髪を”茶髪”から黒に直したりするんですよ」なんて話をしたら、「そういう会社に、外国人が入社したら、全員黒くしなきゃいけないの?」「いやいや、それはそのままでいいんじゃないですか?自然な色なんだから」「え?だって、金髪だって染めて金髪にしている人もいるし、あえてブロンドにしている人もいるし、何色がその人の生まれついての髪色か、って全然わからないのよ。”自然”ではないよ」
「うーん、そう言われてみれば・・・。ヒラリー・クリントンさんも今の髪色は、演出だって言いますもんね」
「黒がいい、というのは、どういう規準なの?」
「・・・さぁ・・・(ホント、いったいどういう規準で判断しているんだろう?私達は)」
はてさて、疑問がフツフツ。
どうして、「茶髪」はいけないのか?
どの程度の「茶髪」はOKなのか?
その感覚は、何によってはぐくまれたものか?
「不自然」が理由なら、白髪染めの「不自然」はなぜOKなのか?
外国人の「染髪」は、なぜ、気にならないのか?
などなど。
私も、誰かが茶色を通り越して黄色いと「んん?仕事場に・・・」と思いますが、自分が思うOKとNGの境目がよくわからない。
『なぜ”茶髪”は目のカタキにされるのか?』
新書、770円。売れそうだなあ。誰か書いてみませんか?
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