2010年3月2日火曜日

旧ブログ記事:『これですっきり!ビジネスメールのトラブル解消』を読んだ!(2010年3月2日掲載)

新入社員研修に備えて、ビジネスマナー関係の本を大量に読んでいます。

あやふやになっている知識もあれば、言葉遣いやマナーの最近(最新)の解釈を改めて知るケースもあり、勉強になります。

先日購入した本。

●平野友朗 著 『これですっきり!ビジネスメールのトラブル解消』 日本経済出版社

仕事で活用する場面に限定して、「こういうメールはダメよ」「こういう風に書くとよいよ」と具体的なアドバイスが並ぶ、とてもよい本でした。

「メールに関するトラブル」調査でわかったこととして、

●発信者が自覚している失敗: 添付ファイル忘れや誤字脱字、宛名の使い方
●受信者が自覚しているトラブル: 内容が分かりづらい、言葉遣い

と、見事に分かれるそうです。

著者は、これを
●発信者:具体的な機能面に関心がある
●受信者:抽象的なマナーに関心がある
と解説しています。

深く納得。

そうかあ、メールのトラブルは、ここに起因しているんだ、と。

送る側は、「あ、添付ファイルつけるの忘れた」「宛名をTOとCCで間違えた」などと、目に見えることを気にし、反省するが、受け手は、「文章が不親切だ」「言葉遣いが・・」と”表現方法”に関心が向き、不快に思うこともある。

「添付ファイルを忘れた」などは、再送してくれればそれで済むので、後まで引きずることはない。

なので、「メール」について学ぶ際も結局は、「どう表現するか」が大事なポイントになるのですね。

そしてそれは、メールに限らず、「コミュニケーション」の基本を押さえていればよい、ということになると思います。

どう話すかもどう書くかも、どう聴くかもどう読むかも、オーラルコミュニケーション(口頭)かリトゥンコミュニケーション(written、文字)かの違いだけで、基本は共通なんですねぇ。

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